異国の情緒が感じられるギャッベの専門店
この会社はギャッベと呼ばれる遊牧民の手織り絨毯を扱っている専門店です。
日本人にとって物珍しさもあるこの敷物は、ペルシャ語で自然なものや粗いものといった意味があり、自然の風合いが楽しめる織り目が魅力でもあります。
このお店で扱っている製品の産地は主にイランをはじめとしたアフガン地域です。
さらにはインドやパキスタン、ロシア近隣の国などで作られたものが手に入ります。
ギャッベは南中央ザグロス山脈の近辺に住んでいる遊牧民の部族の間で古くから伝わっている、彼らの伝統的な絨毯です。
それぞれの家庭で使うために、部族の女性が作って使われていたという歴史があります。
近年は注目が集まりヨーロッパから流行が広がっていき、世界的に有名な敷物となっています。
そのようなインテリアに人気の手織り絨毯を購入出来るお店です。
ギャッベは織り目の粗い密度で特徴的で、パイル高はそれぞれの商品によって違いがあり薄いものなら1センチ程度、厚みのあるものでは5センチくらいにもなるものがあります。
伝統的なタイプは、もともとの羊毛の色を生かした色が特徴ですが、近年は技術が発達し色もカラフルになり絵画のような芸術的なものも増えています。
このお店で扱っている手織りの敷物の柄には様々なものがあり、例えば遊牧民の部族の幾何学模様や景色やシーンを表したものなどもあるのが特徴です。
素材は手紡ぎで作られている良質なウールで、染料には植物や根から抽出されるものが使われています。