ユーザーの手によって再販が決まる事例も
漫画のトレンドは2000年頃を一つの区切りに、大きく変容したと言われています。
丁度、昭和のノリと平成のノリが入れ替わったシーズンとされ、世代によっては今日ののんびりとした作品よりも、昔懐かしの硬派な漫画本の方が肌に合います。
少年少女時代に書店で買いたかったがお小遣いが十分無く、なくなく購入を諦めていた作品をふと大人になってから思い出し、昭和のノリを再体験しようとネット書店を探してみたら、入荷予定無し・在庫無しの表記を見て残念な気分になったユーザーの多いかもしれません。
当然のことではありますが、物理的に絶版化した作品は買えません。
再び出版社に再販の決断を下してもらうしか、入手する術はありませんので、復刊ドットコムの仕組みを上手く活用したいところです。
復刊ドットコムは一般ユーザーからの投票と情報提供によって絶版化コミックスの再販を出版社に促すサイトです。
権利関係がシンプルなコミックスは一定のユーザー投票が集まる事で再販決定される事が多く、数百票のリクエストがあれば、復刊ドットコムのサイトを通して購入可能となります。